表現において思想を隠す
思想というのは血に直結している。
民族を守る為のトーテムが表出してくる。
異なる民族のトーテムに攻撃的になるように仕組まれているのは、我々の遺伝子であって、意思ではない。
血が騒いでいるから、我々には活力が溢れている。
これを平定する術は無い。
あるのは内的な遺伝子の戦争の平定への道のみである。
活力の喪失は正解ではない。
集団的主体性というものが、何を目的として合致するかというところであろう。
個体と個体の遭遇から、血が騒ぐ。
相手を否定することで、血を肯定する。
相手を理解したところで、敗北の先に道があるとは思えない。
短期的な勝利で、利益を得る。
短期的な敗北を重ねて、より長期的な利益を目論む。
利益を提供して、異なる利益を要求する。
利益の提供に損害認識が伴う。
利益の提供に伴う損害認識を、限りなくゼロに近づけていく。それで等価交換は成る。