はんだえもん’s blog

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2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカとは

律令制はピラミッド式に身分を決めて責任と扶養のバランスを取るもので、計画的輿入れで相互の血の支配を行う統治方法だ。 民は王の支配下にあり、同時に王も民の支配下にある。ここから逃れようとしたのが中世の歴史だと考えられる。 民はいかに王の支配か…

キリストのイメージっていうのを贄として考えると、じゃあその目的を縄張りの主張だとすれば、キリスト教圏を作り出しているのはユダヤ人「その選民」だということになる。 贄が神の世界の住人になるという考え方は宗教の共通的な所だけど「ジャンヌダルク、…

薔薇十字団

薔薇十字団って名前が超少女漫画っぽくてうけるんだけど、恐らくこの辺から噂をコントロールして世論というものを生成する民主主義というものが本格的に始まったと考えられる。 キリスト教社会に於いて情報の中心地は教会だった。教会に影響を与えられる王族…

哲学的に可愛いを考えると

養老孟司さんが「親ガチャ」という概念に対して「子供の事を考えて産む親はいない」というようなことをおっしゃっていました。 確かにそうだなと思って考えてくと、子供の可愛さというのは無意識の要求の形であって、それは造形と共に一種の遺伝的命令のよう…

賊と侠

支配者にとって戦争とは、軍勢を削がれる事である。 軍勢とは何か。解釈を強制するものである。 敵将を討ち取るまでが戦争。敵軍を味方として扱うには、多くの段階を成功させなければならない。 戸惑いや不満、殺意を抱えつつ応無しに従うものは軍勢未満であ…

損害について

人の損害には二種類ある。 ひとつは物質的な物、あるいは人との関係性のなかでの証明を失うこと。財布を無くす、お金を盗まれる、あるいは家や土地を没収されること。 そして婚姻証明や身分証明を失うこと。離婚で嫁や夫を失う、死別によって子や親を失う。 …

傀儡女

てっきり白蓮が女性における自由主義思想の始まりだと思ったけど、傀儡女(くぐつめ)という存在が室町時代からあった。 人形浄瑠璃の始祖的なものであることは疑い無いが、それほど文化的価値を持った芸術であったとは到底思えない。 今で言うと路上ライブみ…

物言い

白んでゆく空を見上げ欠伸をしながら、城の見廻りをしていた。 門の前に、異物があった。 それは、死体であった。 はらわたが裂かれ、門に向かって引き出されていた。 エボシサマにすぐさま報告し、二人でその死体を近くの山へ運び、埋めた。 「百舌の早贄、…