謙虚さについて
謙虚さが求められる、なんて簡単に言うが
あらゆる力を手にしていく人達っていうのは、
本質的にどうしようもなく傲慢だ。
私には才能がある、能力がある、そしてそのように努力してきた。などと思うが、口にしない。
評価を求めるから、謙虚を装うんだけど、
ようは謙虚さというのは振る舞いであって、本質ではないということ。
「能無しの小男である」という概念を、どこに置くかということ。それを本質に持ってきちゃうと、それこそ自分は能無しだなんて本気で思っちゃうとそれは失望でしかない。
能無しの小男だから頑張るんだ、とそれを表現すると「謙虚な人だ」と認識評価を得る。
謙虚さという振る舞いに
それを張りぼてとするのか
魅力の色彩とするのか
問われるのは日々
やるべきことをやっているか否か
簡単なことなのに、なかなかできない
私は無能なる小男である